2015年03月14日 22:05
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何を書いても構いませんので@生活板 3
- 539 :名無しさん@おーぷん : 2015/03/14(土)18:19:57 ID:RAV
- 近所のおじいちゃんの武勇伝?
今年で98になる超高年齢のお爺ちゃんは未だに風邪も引かず病気もガンもなくボケもなく
背筋もピシッとして見た目70歳ぐらいの若々しさで
毎日ハツラツと動いている本当にお爺ちゃんか怪しい人がいる
俺はニートなので毎日のように朝犬の散歩していると小言を言われて嫌な爺様だと思っていたが、
俺がこないだ4日間カゼを引いたとき見舞いに来てくれた
曰く、最近朝も昼も顔を見ないので心配したと。
母親とはご近所付き合いで中がよかったので家にあげたが、俺に会うなりやはり怒られたw
ただなんか不思議と俺は嬉しかった。
母方も父方の祖父は二人共早死してしまっていたので。
もうすぐ二十歳だけど俺にとってはお爺ちゃん的存在で少し泣きかけた
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- そしてカゼが治ってからお礼に家に行くと、家にあげさせてもらった。
お爺「カゼが治ったか、そかそか…」
オレ「はい。なんて言うか心配してくれてありがとうございました」
お爺「かーってかなんぜ風邪をひくかねぇ…」
オレ「あははは……、○○さん(お爺様)は病気にならなさそうですがコツとかあるんですか?」
そんな感じで俺はなんとなく聞いたら。
お爺「ハハハ、コツか……そうだな」
そういうとお爺は一枚の写真を仏壇から持ってきた。
そこには白黒のどこかの学校を背景に
キリッとした顔で並んでいる学生の集合写真みたいのを見せてきた
その写真は軍学校の集合写真らしく、第二次で写っている人の半分が死んだとか言われた。
お爺「この中に似ている奴がいるだろ、お前に」
オレ「……似ているとしたらオレはこの人ですね」
写真は、誰もがキリッとしていたのだが、
よく見ると一人だけ両脇を抱えられ辛そうな顔をしている人が居た
心なしか確かに元気なさそうな顔がオレに似ている
お爺「ソイツがオレだ。その時は腹痛で動けなかった
それどころか写真取り終えた後、俺は糞を漏らしたからな」とタバコを吹かすお爺。 - 540 :名無しさん@おーぷん : 2015/03/14(土)18:20:08 ID:RAV
- お爺「この頃は本当に病弱でな。すぐに風邪をひくし「よく軍人様できるな」とバカにされたもんだ。
お陰でこの写真の写っているやつらの殆どが昇進したのに俺は万年使いっ走りだ」
そうお爺はニヤリと笑い。
お爺「……だがな、俺は今でも言ってやるが、部隊の命を救ったんだ」
そしてお爺様はニヤニヤしながら
お爺「憎たらしい上官や先輩同期の奴ら全員に風邪うつして派遣を免れてやったんだよっw」
聞くと南の島(よくわからないけど)に派遣されることになったらしい
だが、そんなのは行きたくないと思ったお爺様は翌日には風邪をこじらせたそうだ。
しかし、たかが一人で派遣を免れるわけもなく「根性が足りない」と叱られるのは分かっている。
なので風邪を引いている状態ながら、派遣までの間、集団行動に積極的に参加したらしい
お爺「上官はバカだから『気合入ってるな!』とか言ってたよww
だから俺に関わった奴ら全員風引いちまったんだよwww」
最初に上官が咳ごみ初めて、翌日には高熱を出す仲間が3人。そこからは、どんどん広がっていった
しかも本当に風邪かどうかも怪しいらしく、
全員が腹痛や頭痛、喉の痛み、中には心臓や肺の痛みを訴える者もでたらしく、
吐血した奴もでたらしい。
更には幻覚や支離滅裂な言葉を口走るようになったりと、奇病な風邪だったそうだ。
お爺「あまりにも酷い有様だったから派遣は取りやめになったww
下手に感染させられたら困るって全員離れに移されたなあww
ただその後、どんどん派遣された部隊の壊滅や日本が劣勢になっていく一報が入るたびに
後ろめたくなった。
おかげで雑用や顎で使われる日々を過ごす嵌めにもなった……嫌がらせもひどかったなぁ」
周りから「日本の恥じだ」とか「風邪に負ける奴らが米国に勝てるか」と罵られ続けたらしい
なにより部隊全員と上官から常に指を刺されていたそうだ。お前のせいで、お前のせいだ、と。
お爺「がな、終戦してから数日後になんて言われたと思う?あの野郎共はなぁ…」
上官『お前のお陰で命を救われた。あの日風邪を引いてくれたことを感謝する』
仲間『『『実は俺らお前をダシに演技してた。助かった』』』
つまりあの奇病の大半は仮病だったそうだ。
お爺「あったまきちゃうよなー?だから心に決めたんだ。
二度と風邪にも病気にもならんって。」
以来、お爺は絶対に風邪も引かず病気にもならないように気をつけ、頑張っているそうです
ちなみにお爺が希望する最後の死に際は自然死らしいです。
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コメント
いい話だな。
爺様長生きしてね。
面白い
良い意味でしぶとい爺さんだなw
ニートも頑張れよ
こういう話良いなぁ
おじいさんお疲れ様です。
ニートもそのうち使い道あるかもだから気負わず頑張れ。
今時の19歳の割にはまともな分が書けているじゃないの
これであのつまようじと同年なんだからね
じいさんすごいな。こういう貴重な話は今のうちに聞いとかないと。
すげぇジジババは実在するからな。
こういう方と縁があって良いな。
イイハナシダナー
最初読んだときは仮病なのに若りし頃の爺様を責めてた
上官や同僚たちはちょっとどうよと思ったが
戦中はそうでもしないと“非国民”と自分たちだけじゃなく家族にまで類が及ぶから
爺様に泥を被ってもらうしかなかったんだろうな
彼らは彼らできっと後ろめたい思いをしていたんだろうし
現在の爺様がこの話を笑顔で話せていて本当によかった
毎日わんこの散歩をするくらいならまだ大丈夫な気がする
お前は頑張ってくれ
たぶん上官や仲間たちは内心、goodjob と思ってたんだろうね。
日米開戦の前から上層部は勝ち目がある戦争じゃないのは薄々わかってたし、とくに南方戦線は無能な上官のせいもあって、犬死に等しい悲惨な状態だったし、終戦間際は、特攻作戦も取られてたから、現地に送られたらほとんどそれは死を意味してたぢろうから、まさに救いの神だったんだろうなぁ。
爺さんの話聞いてる暇があるなら就活しろw
南方で島で激しい戦線っつったらガ島かね
だったら確かに救ったって言っていいわ
あんな地獄に行かされてたら、爺様もご同輩も、まず間違いなくそこで仏になってただろうからなあ
頑固爺見えて好々爺とかwww
面白かった。
いつまでもお互いに仲良くして欲しい、、、。
そのうち仕事でもみつけて
爺さん喜ばせてやったらどう?
98歳…まだまだお元気でいて下さい
イイ話なんだが働けよ
妄想にマジレスすな
※18
お、創作認定さんチーッス!
病気のおかげで命拾いして、その上健康になるとは
戦争で命を落さずに済むなら、その方が絶対にいい。
祖父は旧国鉄のエンジニアで、招集が来るのが遅かった(祖母談)。
終戦直前にレイテだかどこだか(作戦上秘密)に送られ、そのまま帰らぬ人となったそう。
軍に渡された箱には土だけ入っていたって。
良い話とか書いてる暇があったら働けニート
猫かぶっても本当の自分は失うなってことか
冒頭の「風邪も引かず病気もガンもなくボケもなく」で大笑いしたじゃねーかwww
なんだ、ニート自身の生き様は変わってないのかよ
面白い話だな。
いい話だなー
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