2017年01月16日 12:05
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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その16
- 722 :名無しさん@おーぷん : 2017/01/15(日)12:05:21 ID:GBq
- 俺の姉は中学生の時に事故死している。
当時は悲しかったはずなんだがほとんど覚えていない。
当時俺と弟は小学生で、姉は凄く優しくて大好きだったような記憶がぼんやりあるだけで
「仏壇に遺影があるから顔を覚えてられるレベル」って程度だった。
今年の正月、弟が珍しく妻子を連れてきた。
弟は21歳で結婚した(俺は独身w)ため姪はもう中学生になっていた。
その夜は皆で酒盛りして寝た。
翌朝、皆で朝食をとっていたら横から「ふぐっ」という声がした。
弟が味噌汁飲みながら泣いてた。
一瞬「?」と思ったが、俺もすぐ涙がぶわーっと出てきて弟と共に号泣した。
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- 目の前に姪がいて、姪と姉はさほど似ていないんだが
姉が死んだ年くらいで、ああ~姉が死んだって近所の人が知らせに来た時
こんな風に皆でメシ食ってたなとか、味噌汁飲んでたなとか
忘れてた事が一気に押し寄せてきて、
うわああお姉ちゃん死んだよ!お姉ちゃんが死んじゃったー!!と
とっくに知ってるはずの事がその時なぜかぐわーっと波みたいに腹の底から盛りあがって来て
弟と両親と一緒に1時間くらいわんわん泣いた。
弟嫁さんと姪には申しわけないが止まらんかった。
25年以上悲しくなかったのに、あの日からずっと姉の不在が悲しい。 - 723 :名無しさん@おーぷん : 2017/01/15(日)12:15:52 ID:fT9
- >>722
それだけ家族一人一人が口にも態度にも出さずに
25年間、無意識に防衛反応で時を止めたまま新しい記憶を重ねて来たんだろうね
いい機会と供養になったんじゃない?
皆で同じ感情を共用して思い出せたことは
ちゃんと長い年月を掛けて受け入れられたってことじゃない? - 724 :名無しさん@おーぷん : 2017/01/15(日)13:02:46 ID:QDB
- >>722
やっと悲しむ事ができるようになったのかな
これから悲しいという感情と一緒にそれだけじゃなく
お姉さんとの楽しかった思い出も共有できるといいね - 727 :名無しさん@おーぷん : 2017/01/15(日)14:55:16 ID:GBq
- >>723
>>724
有難う。弟は10代でヤンキー化してしまい、今まであまり仲良い兄弟ではなかった。
今は嫁さんの影響で更生して真面目に働いてるようだが。
でもあの日以来、弟と連絡を取ることが増えたよ - 728 :名無しさん@おーぷん : 2017/01/15(日)15:00:09 ID:OK8
- >>727
もう何十年も前に亡くなったけどそれぞれの心に生きてる。って感覚ってこういう事なんだな
コメント
その場では無感覚なんだけど、ある時急にぶわーっとくるって
他でもそういう話みたわ
わりとあることなのかもね
一緒に泣ける兄弟がいてよかったじゃないか
こういうのほんとあるだろうからなぁ
小さいの含めればみんなある気がする
やだ!!画面が滲むんですけどッ
会社で飯食べながら泣いてしまった
ねーちゃんが降臨してたんだろうね。
悲しみって突然思いもよらないところからやってくるんだよなあ…
いるべき人がいないってことに突然気づくよね
25年間悲しみを抑圧し続けてたんだなあ
ある意味やっと時間が動き出したのかもしれんね。
向田邦子のエッセイで
父が亡くなってすぐはあまり泣いたりしなかったけど
ある日旅先のお土産屋で、父の好物を買おうとした時に
「あ、もういないんだった」って気づいて
涙が止まらなくなったって話があった
前にもどっかでこの手の記事見た(煽り発言ではないです
お父様が亡くなったけど全く悲しくなくて、周囲の人間にお前は血も涙も無いなとか言われてたけど、
ある日突然哀しみに襲われて、でも同じ経験をした人が唯一慰めてくれたから良かった…
とかそんな話だった気がする
あまり悲しくない時期というのも>>722一家の心を守るために必要だったんだよきっと
いやーコンタクトレンズ潤うわ
こういうことって、実際あるよね
とっくにわかってるのに、ふとしたことで実感して安堵したよ
兄弟姉妹の子供って、似てるんだよ。うちは私の子供が、中学の時に病で死んだ弟にそっくり。生まれた時から似てたから抱っこしながら弟を思い泣いたわ。学生服姿の息子を見ると、たまらなく泣きたくなる事がある。この年で逝ったのかと・・・。
自分も父が亡くなった時、母が何もできない人なのでひとりっ子の自分があれこれやらなきゃいけないと、やるべき手続きの事ばかり考えて悲しいとかの感情が出る暇なかった
もともとあんまり感動モノでも涙したりってタイプじゃないせいなのかと思ってたけど、もう少し年取って涙もろくなった頃に時間差で押し寄せてくるのかなあ
なんか当時はわからないよな
ああ、もういなくなるんだ。だからいないのかって
父がなくなって5年たつ
正月実家でつい眠くなり、ソファでうとうとしてた
ソファの前が父の生前の定位置で、そこに座ってお茶を飲みながらテレビを見ていたものだった
夢うつつで目の前に座る父の背中を見て、すごく安心した気持ちになったんだ
目が覚めて、夢だと気づいて泣いてしまったよ
せつない・・・
読んでるこっちも泣いたわ…………
無意識に姉がいなくなった事を認めるのを拒否してたんだろうなぁ
できれば姪は姉の生まれ変わり!と同じ服なんかを押し付けるのだけはやめて欲しいかな
それやられまくって凹んでた子を知ってるから
言わずもがなだけど、一番つらかったのは両親だからな。
今はもう再会出来ているかもしれんが。
兄弟ってなんか親とも友達とも違うからな
特別なんだよな年取ればとる程そう思う それを姉だけ分かり合えないってかなしい
※20
もう中学生だから親や親類が押し付けた服を着る歳じゃないし、
姪ごさんは投稿者のお姉さんが亡くなったのと同じ年頃だから
仮に「同じ服」を着せようとしてもそれができるのは精々数年だろうな……
「深い悲しみが遅れてやってくる」って普遍的な感情なんだろうね。
親しい身内を亡くした経験が無いのに、それでも読んでて涙が出てくる。
いい話だけど、嫁さんと姪っ子が困惑してただろうなあとw
※14
自分の場合は涙もろくなってってより、ずっと現実感がないのに、
何かの拍子に突然悟るってか、長い夢から醒めたって感じだったな。
祖父の葬儀が終わって一息ついたときに
リビングの端に無造作に置かれた祖父の眼鏡を見て
もうこの眼鏡の持ち主はいないんだと思ったらどうしようもないくらい悲しくなった。
※25
同じく
曾祖母が亡くなった時まだ9歳とかで葬式でも親戚の子と遊んでたけど、皆帰った後に遺影見てたら急に涙が出たのを覚えてる
バタバタ忙しいのもあってもう永遠に会えないってことをすぐに実感として感じられなかった
落ち着いて日常に戻った時にいた場所いてほしい時なんかで一気に実感わくんだよね
大人になって悲しみを受け入れられるくらい強くなってから解放とか
脳の防衛本能ってやつなんだろうけどつくづく脳ってよくできてるよな。
雪解けの時期だったんだね。家族を大切に。読んでるだけで切なくなった。
姉の葬式の時、日取りの関係で待ち時間がとにかく長くて
やってらんないよねーと姉に言いに二階に上がろうとして
本人座敷に安置されてるんだったわと気が付いたとき
切ない。どうにもならないから泣くしかない。
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