2018年12月07日 15:05
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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その23
- 820 :名無しさん@おーぷん : 2018/12/06(木)08:12:49 ID:F5L
- 職場のことだけど。
昨年の春から、私の職場に新しい管理職がやってきた(以下、店長と書きます)。
店長はうちの職場のやり方を色々と改革。
今までなあなあで緩くやってたことを、
いわゆる手続きの見える化、合理化、ミスの防止を徹底化。
私を含む20代~30代位までの人は、「まあ、今時こうなるのが当然だろうな」と
納得して受け入れられたんだけど、上の年代の人たちは反発。
「今までの慣習を続けろ!」「うちのやり方にそぐわない」と文句たらたら。
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- そして、店長自身がすごく優秀で、どんな些細なミスも見落とさない。
物腰は穏やかだけど、仕事に対して徹底的に厳しく追及してくることから、
ますます年配、ベテランの人達は不満を溜め込んでいった。 - 821 :名無しさん@おーぷん : 2018/12/06(木)08:24:50 ID:F5L
- そんなある日、店長が仕事中の皆に、差し入れと称して、
お菓子を配ってくれた。ちょっとした焼き菓子。
年配の職員達は「ふーん、あの人が差し入れねー」「何だよ、ご機嫌取りか?」と皮肉。
そして、食べて無言になった。
私も食べてみてびっくり。美味しい、すごく、美味しい。
店長が「私のお気に入りの店なんですよ。どうです?」と言うと、
あちこちからボソボソと、うん、まあ、美味しいです…という声が上がった。
それからたまに、店長は皆にお菓子を差し入れる。
頻度としては一月に一回位なんだけど、それがどれも美味しい。
例えば、お饅頭をくれた時なんかは、
年配の女性職員が「やだ、私アンコ嫌いなんだけど」と文句を言ってたんだけど、
「うん、まあ、これは食べられるわね…」と言いながら二個も食べていた。
話を聞くと高級品というわけではなく、店長が納得して気に入ったものを買ってきている。
しかし、お菓子の差し入れのタイミングがいつも絶妙で、
丁度皆の不平不満、疲労が溜まる頃合いに差し入れてくる。
この間の夏は、皆が暑さに参って時に、「ガリガリ君買ってきましたよー」と
大量にガリガリ君を持ってきてくれた。
偏屈なおっちゃん職員が「俺、店長嫌いだけど、店長の差し入れは大好き」と言いながら、
真っ赤な顔でガリガリ君を頬張っていた。 - 822 :名無しさん@おーぷん : 2018/12/06(木)08:39:42 ID:F5L
- 店長はお酒が飲めない人で、店長が来てから職場の飲み会は最低限しかなくなった
(歓迎会や忘年会みないなものだけ)。
それも年配職員からの批判の的になっていたのだけど、
店長はその代わりと、たまーに、何人かずつランチに誘ってくれる。
事前に皆の好みを聞いてくれてるせいか、美味しくなかったことはない。常に美味しい。
店長は食べ物やお店のウンチクを語るのだが、面白いのでついつい聞いてしまう。
仕事の話は一切しない。
そして、店長は誰よりも食べる。痩せてるのに二人前必ず食べる。びっくり。
相変わらず店長の陰口を叩く職員は多いけど、
「この間のラーメン美味しかったし勘弁してやるか」等々言いながら
なんだかんだと従っている。実は最近うちの職場は業績が良い。
男の人でも「胃袋を握る」ということが出来るんだなーと衝撃を受けている。 - 823 :名無しさん@おーぷん : 2018/12/06(木)09:01:52 ID:DZ4
- >>820
昔々、持ってきた団子一つで次々に部下を懐柔し
出張手当も危険手当も無く遠方の島まで鬼退治に連れて行った伝説の人がいるらしい
その店長さんは生まれ変わりなのかもね
冗談はともかくその店長さんは自分の長所?得意分野?を最大限に利用しているんだろうね
多分部下の事もよく見ているんだろうなぁ
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コメント
子供の頃に買ってもらった桃太郎の絵本は、
きびだんごを「1つはならぬ、半分ならやろう」とケチって渡す畜生だったんだけど
店長の話も興味深かったが、823の冗談が秀逸過ぎて吹いた。
桃太郎を初めて読んだ時、きびだんご一つで鬼退治手伝えという桃太郎ひでえとか
一番偉いのは鬼退治に付き合いたくなるくらい美味しいきびだんご作ったおばあさんだなと思った
今思うと我ながら嫌なガキだ
※1
なにそれ桃太郎ケチすぎるw
※1
半分は成功したら渡す…とかだったのかな?w
「人たらし」っているもんだね。
わぁ、そんな人にこき使われたい
そこまで微に入り細に入り頑張らないと改革できないってめんどくさいのに…
店長、店長にしとくのもったいないわ
大塚の娘社長が使える人間だったらこんな感じなのかってな話だったw
※1
最近の絵本じゃ桃太郎は鬼を成敗しないし、サルカニ合戦は「さるかにばなし」と名を変えて、しかも仲間だった筈の「○んこ」はハブられてるんだそうな
だんご半分くらいの違いは流すが吉
店長さん食べるの大好きなんだね
いい上司
それはさておきかちかち山もタヌキは婆さんコロコロしてないからうさぎの仕返しがオーバーキルな絵本があるらしい
※7は無理なことばかり言う…
まだまだ先は長いかもしれないけど、こういう上司が良い上司として皆が目指すような世の中になって行けばいいよね。
柔軟に対応できるって素晴らしいな
俺なら年配の人達と戦争になると思うわ
ハゲ・デブのオッサンだけど、言ってくれれば若い女子社員に
アレとかソレとかコレとか出来ますからいつでも言って(殴
愚痴言ったら店長が旨いもの食わせてくれるから
愚痴自体はなくならないね
手下どころか鬼さえも団子で懐柔しそうな桃太郎だな
私も仕事してから差し入れの重要性に気付いたわ
あまり食に関心なかったけど、年配の人程食べ物につられるのよね
だから差し入れも本当に美味しい物で配りやすい物を吟味して買うべし
そしてそんな面も如才ない店長はマジ有能
暑さでバテてる時にガリガリ君の差し入れなんて
自分だったら一生付いてくわ
職場へのお土産や差し入れはこういう賄賂というかご機嫌取り的な意味合いもあるから
ケチって人数より数が少なめとか、あんまりおいしくないと自分でも思うものは絶対もっていかない。
>出張手当も危険手当も無く遠方の島まで鬼退治に連れて行った
成功報酬は現地調達(略奪)なんですがそれは・・・・・・
自分が選んだものを喜んでくれるのは嬉しいしね。
舌が肥えている人と知り合いになると得する。
調べてみたけどきびだんご半分の話は実在するらしいね
著者のアレンジか時代反映(食糧難の時代)か地域差のバリエーションか、色んな説があるらしいけど
※18
最近の絵本には、「『持って帰った宝を皆に返してあげて』家に帰った」という文が書き足されてるんだぜ。
※9
社員懐柔したらどうにかなるもんじゃないと思うよなあ
高級家具を売るのが無理ゲーになってるだけだし
桃太郎はその代わりの成功報酬がプライスレス過ぎるからいいんじゃない?
※1
同じバージョンを読んだような気がする
あれたしか、きびだんごの数が少なくて1個渡すと残りがなくなっちゃうから半分だったんじゃなかったかな?
うろ覚えだけどそんな感じの流れだった気がする
単純にケチだっただけかもしれないけど
※18
元々は鬼が奪った物だからセーフ!
こんなん、桃太郎ですやん
餌付けだね
動物以下の老害には丁度いいわ
※1
自分も一番最初に読んだのはそのバージョンだった。
少ないんだから仕方ないよね、で納得して読んだ覚えが。
凄くためになる話だった ありがとう
別に食べ物が美味いからって話じゃなくて食べ物にかこつけて慕える状況を作ってくれてるんでしょ
いくら食べ物が美味くても本人がクソ野郎なら従わないし食べ物すら拒否し出すでしょう
そうか、正論や仕事の内容以外にも「株を上げて言うことを聞かせる」道筋はあるんだな
食い物に釣られるなんてバカバカしいと思ったけどそうでもないんだ
勉強になった
桃太郎店長wwwww
きびだんご貰いに行きたいわwww
店長さんはデフォで大食いなのかもしれないけど
上役がホストの場合、下は遠慮してその人以上のものは飲み食いできないから
率先して高いものを注文したりたくさん食べるっていうのはあるらしいね
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