2012年09月23日 17:05
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/live/1348286024/
- 159 :1/2 : 2012/09/23(日) 02:02:47.16
- 母方の祖母が亡くなったときが修羅場だった。
祖母は85歳の大往生。
亡くなる数秒前まで、かなりしっかりしてた。
法事関係は全部祖母が仕切っていたから、残された子供たちは
誰も段取りをしらなかった。(親戚じゅう、ここ10年ほど誰も死んでなかった。)
祖父(存命)のほうがずっと病院出たり入ったりをしてたので
祖父が亡くなったときにそういった段取りを皆に教えようとしていたんだろう。
だが祖母が先に亡くなってしまい、親戚たちは右往左往。
祖父は突然亡くなった祖母に呆然としていてまったく動けず。
お寺への連絡、役場への連絡から親戚の連絡先も、
祖母が使っていた電話帳をひっくり返して発見。
田舎なので葬式は家でやるのだが、祭壇やお膳もあるはずなのに
納屋中ひっくり返しても見つからず。(終わってからひょっこり出てきたw
しかも亡くなったのが夕方だったことや、友引を挟んだことで
葬式が行われたのは亡くなって4日後だった。
ずっと在宅で裁縫の仕事をしていただけの祖母なので
告別式でも、それほど人は来ないだろうと思ったら(せいぜい80人ほど)、
200人くらい来た。
葬儀会社の人もびっくりしていた。私たちもびっくりした。
続く
- 160 :2/2 : 2012/09/23(日) 02:18:19.28
- 亡くなってからお葬式まで連絡がいきわたる時間がじゅうぶんにあったにしても
自分たちが住んでいる家の土地しかもたない、ただの年金生活してる祖母に
なんでこんなに人が来るのかと思ったら
実は祖母、すごい有名人だった。地元的に。
祖母の子世代は皆地元から離れていたので全然知らなかったのだが
仕事を引退してからはしょっちゅう出歩き、あちこちで人と会い、話し、
いたわり、暇つぶしに畑で作っていた野菜を通りすがりのあげたりしていた。
そんな風にお世話になった人たちが押し寄せてきて、小さな家の周りが、
すごい人だかりになった。
そんな人たちは、祖母としか面識がないから、我々が会ってもさっぱりわからない。
けれど皆が涙を流して悼んでくれて、祖母の偉大さを思い知った。
修羅場だったのは葬式までの準備をした2日間。
忌引きの連絡を職場にした人は決まって「なんでそんな葬式が先なの?」
と聞かれ、いや暦の関係で…といちいち説明をしなければならず
何をしようとしても段取りがわからん、と行き詰まり
「ちょっと生き返って教えてくれてもいいのに」と皆口を揃えていたら
夏だったので家に置きっぱなしだった祖母の口から気泡が出てきて、
「生き返った!?」(体内のガスが出てきただけ)と大騒ぎ。
誰もが数十年会っていなかった、遠方に嫁いだ祖母の妹(2歳下)も単身やってきて
あまりの瓜二つぶりに泣いてしまったり。
あと、まったく苦しまずに、すとんと逝ってしまったので
それを聞いたご近所の老人たちが「あやかりたい」と葬式前に拝みにきた。
「祖母の娘の旦那の兄弟の嫁の親」、という限りなく他人のおばあさんが
突然仕切ろうとしはじめて、「この辺の土地のやり方とは違う」と追い出されたり。
「祖母の弟の嫁の妹」という限りなく(ryのおばさんが、勝手に祖母のタンスをあけて
形見分けだと高価な着物を持って行こうとして皆に止められたり。
葬式が終わってやっと落ち着いたと思ったら、すぐ初七日で、またパニック。
親戚の誰もが身をもって葬式の段取りを覚えた1週間だった。 - 161 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 02:22:16.17
- ババア2匹、確実に仏罰当たるな。
- 165 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 03:34:12.37
- 生き返って教えてくれてもいいのに
和んだw - 166 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 05:45:13.89
- 160のはいい話だな
好きだわ
おばあさんの妹さんも気質が似てるのかもね - 167 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 06:31:36.95
- 映画
新・お葬式のあらすじを見ているような気がした
不謹慎だろうが、面白かった - 168 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 07:11:55.96
- おばあさんの葬式に瓜二つの妹…このシチュは泣くわ。
なんか死んだばーちゃんに会いたくなった。
亡くなって17年、今でも時々ばーちゃんの事思い出しては泣きそうになる。 - 172 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 09:27:38.93
- ウチのひいばあちゃんも全然ボケずにシャキシャキしてて
94歳のある日風呂に入りながらストンと逝ったから
葬式は「あやかりたい部隊」がたんまり来たな。
ひいばあちゃんの遺体をなでて焼香して
曾孫の自分たち(7人いた)を愛でてホクホクと帰っていったわw - 173 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 09:30:39.74
- >>172
なんだかお葬式はお葬式でも和むお葬式だったのが目に浮かぶわ。 - 174 :名無しさん@HOME : 2012/09/23(日) 09:41:25.33
- 裸で発見されてしまったのは、ひいばあちゃんにとっての修羅場だな。
コメント
>「ちょっと生き返って教えてくれてもいいのに」
このくだりでクスッときた。生き返ったら生き返ったでまた大パニックだな
200人もくるなんて凄いな
あやかりたい部隊ウチにも来たわwww
テニスの最中にぽっくり逝った爺ちゃんの葬式に
ああいうの日本全国にいるのかwww
へー、あやかりたいってことで人が来たりもするのか。
確かに直前まで元気で苦しまずにぽっくりは理想だよね。
私もあやかりたいw
地元の有名人で葬式に200人くらい来たってところで『サマーウォーズ』思い出した。
サマーウォーズのおばあちゃんみたいだな。素敵な方だったんだろうなー。
>「ちょっと生き返って教えてくれてもいいのに」
これ、和むと同時にしんみりする…
自分がいつか死ぬときもこんな風に皆に見守られなぎら逝きたいな
すっぽんぽんで発見は確かに嫌だ。
祖母の葬式を、しかも誰も段取り知らなくて大わらわだっただけの話を
修羅場と表現するこいつの神経に驚く。
※8 全く同感!
タイトル見たら、遺産絡みのトラブルと思うよねぇ。
「修羅場」はおかしい。
単に「大騒ぎだった」とかでよいのに。
うちのひいばあちゃん(年齢不詳)もそろそろお迎えが来るはずなんだが、なかなか
もし逝った時にはこんな和やかなものじゃなく、まじで修羅場確定だ・・・
いや、大変なんだよ~お葬式って。
文の中でも火事場泥棒みたいな人は警戒しなきゃいけないし、お香典なんかはもろに現金だから更に危険。
200人も来て下さったら、お香典返しで名前と金額控えたり、振る舞い膳を追加したり。
ここはまだ皆さん常識的な親戚の方が多いみたいだけど、変な親戚がいたりしたら上記すべてにかかる負担がすごい。
意味通りの血みどろ修羅場って言ったら違うのだろうけど、大変さはわかるよ。
ウチのばあさんも去年亡くなったんだが、やっぱり葬式まで4日くらいかかった。
遺体は床の間に置かれていたが、ドライアイス抱かせていたから平気だったし、
初七日は葬式と一緒にやったから慌てることもなかった。
やっぱり田舎のしきたりを知っている人って大事だなって思ったよ。
「あやかり隊」が全国区だったことに安心した。
ウチの周辺だけかと思ってた。よかった。
作家・漫画家のいうところの締め切り前みたいな状況も修羅場って言うらしいから
そっちの意味で使ったんじゃね
コメにサマーウォーズあって安心した。
正にこれを書きにきたところでした。
伯父(祖父の娘の旦那)が祖父の遺産相続権を棄権してくれと、一方的に電話で言われた。
納骨の時でも、祖父の骨が太すぎて大きな骨壷に入らず、何やら提案した。
しかし、それが罰当たりなものだったのか、母が一喝した。
非常識な伯母の旦那も非常識なんだと感じた葬式だった。
しかし遠縁(ほぼ他人)なのに遺品を勝手に持って行くって犯罪じゃないか…
こういう場合、警察に突き出しても「民事不介入だから」になっちゃうのかな?
85歳って大往生か?
昔の話なのかな。
やばい、今親が死んだら俺どうすればいいのかさっぱりわからんわ
>>161
こいつこそ仏罰当たったほうがいいんじゃない?
米18
大往生の意味をぐぐれ
>>172にめっちゃ和んだ
なんかいいなぁ。こんな風に往生したいもんだ。俺はたぶん孤独死しそうだww
※5 私も「サマーウォーズ」のおばあちゃん思い出したw
葬儀の場で、初めて故人の人となりを知ることってあるよね。
父方の祖母の時がそうだった。
受勲の話まであったなんて、まったく知らんかったわ。
ずっと一緒にいたと思ってたのに、祖母の事なにもわかってなかった自分が情けなかったよ。
15年くらい前の母方祖母の葬式、1000人ぐらい来たぜ…
まぁ私は離れた所に住んでる孫だからお客さんやってればよかったし
隣組がすべて仕切るって地域だから準備しなきゃいけない事ってそんなになかったみたいだけど
やっぱり連絡とかは大変だったみたいだな
(祖父はすでに寝たきりで要領を得ず、伯父も脳梗塞やってて喋れず)
今はもう近所に出来た農協経営の斎場でやるらしいけど
うちも祖父の葬式で、葬儀屋が親族から話しを聞いて大体の予想をつけて準備したんだが、予想以上に
人が来たらしい。
けど、他人のような親族が邪魔するのはどこでもあるんだな…。うちも、子供の配偶者の親族が、余計な
口出ししてきて、葬儀屋が困ってたしなぁ…。金目の物持っていこうとしたのは親族だったけどさ。
※20
>>161が仏罰あたれって言ってるのは仕切り屋のババアと勝手に着物を持って帰ろうとしたババアのことじゃないの?
うちも婆ちゃんの葬式家出やったけどてんやわんやだったわ
でもあの日が一番家族がまとまってたなあ
※27
おう、見間違えてたスマソ
※16
祖父の娘の旦那とか全く関係ねえのになw
ドライアイスくらい手配しろよwww 夏に友引待ちにそのまま放置とかバイオテロだろ
なぜかサマーウォーズ思い出した
サマーウォーズは婆さんが電話を掛けまくるのがスゲー迷惑って感想に笑ったなあw
初七日が済むまでお祖母様も草葉の陰で(←用法違ってたらごめん)ハラハラしてただろうな
>亡くなる数秒前まで、かなりしっかりしてた。
これもすごい
自分30過ぎだけど葬儀の段取りなんか一切分からないぞ
皆そういうのどうやって知るの?
大体の所は葬儀会社が段取りをつけて教えてくれたり代行してくれるからそんなに知らなくて良いらしい
報告者の様な隣組が健在の田舎になると自宅葬が主なので、てんてこ舞いになる事が多いようだ
まあ大概近所のおばさま連中のなかにこの道の達人が居たりして、取り仕切ったりしてくれるんだが
この人の場合その「達人」が死んだ当人だったって事なんだろうね
わたしもサマーウォーズ思い出した。
仲の良い家族だったのだろうこと、お祖母さんがいかに素敵な方だったのかが伝わってくる。
私の祖母も前日まで自分のことは全部自分でやってたのに朝起きてこなかった。
あやかりたい部隊wは来なかったけど、葬式が終わった後父親とその兄弟が雑談しているときに
父がぽつりと「母さんが死んだのは○○(私)のせいだと思う」
(根拠はない。何故言ったのかも不明)と言ったのを聞いて
外に飛び出て号泣してしまったのが私の修羅場…
まあ、突然の葬式の準備も、期限を切られた仕事と同じようなものだし、その上全員不慣れでやり方も碌にわからないでは、精神的には並のデスマーチよりもキツそうだ。
十分に「修羅場」だろうさ。
それにしても、ドタバタ人情コメディ映画のプロットとしてそのまま使えそうな話だよなwwww
うちの祖母の亡くなった時みたいだ
数秒前までピンピンしてたのも実は凄い人だったのも葬式でバタバタしたのも
※39
トーちゃんも混乱してたのかもしれんが、その言い草は無いな…
>>174
修羅場じゃなく風呂場だろ
あやかりたい部隊笑った
本当にあやかりたい話だった
祖父は朝起床しご飯を食べ、身なりを整え再び床に入り他界したそうだ
暫く半寝たきりでさえなかったら、あやかりたいだったな
祖母の弟嫁の妹とかいう泥ババに特に罰が当たりますようにっと
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