今でもたまに、あのお婆さんは誰だったのかな?と思う事がある

2020年09月03日 07:35

http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1598526598/
何を書いても構いませんので@生活板94
80 :名無しさん@おーぷん : 20/08/29(土)17:29:48 ID:qS.bm.L1
今でもたまに、あのお婆さんは誰だったのかな?と思う事がある。

昭和で、私が保育園児くらいの時に、母親と近所の個人商店に散歩がてら買い物へ行った事がある。
個人商店と言っても、形態が独特で、正方形のこじんまりとした家の前面を開放していて
畳敷きの部屋にコの字に商品が並べられており、
欲しい商品をお店の人に言うと、取ってくれるやり方だったと思う。



母はお店の中年女性と顔見知りらしく、話に花を咲かせていたが、
幼い私にとって面白い話ではなく、早々に私は退屈してしまっていた。
解放された部屋に身を乗り出すようにして、商品をなんとなく眺めていると
いつの間にか奥に小柄なおばあさんが座っていた。
お婆さんは何を言う訳でもなく、ニコニコと笑顔で私をただ見ていただけだった。

このお婆さん。
薄い黄土色に黒色の線が縦に入ったバサージと言う着物に、
カンプー(頭のトップでまとめた髪型)という当時でもテレビ番組や沖縄の踊りなどでしか
見ない格好で、子供ながらに「今時珍しいな」と思った。
それと手の甲が黒かったので、「何かの病気だろうか」と、
あまりジロジロ見てはいけないものだと思って、あまり見ないようしていた。
そのお店へ行ったのはこの一度きりだったが、
小学校へあがり、学校への行き帰りを母の車の後部座席から
あのお婆さんはいないだろうかと見ようと思っていたのだが、所詮は子供だ。
徐々に忘れていった。

大人になってから、手の甲が黒かったのは、実は「ハジチ」という女性だけが
彫るイレズミだったのだろうと思っていたのだが
よくよく考えたら、そのハジチ文化自体が既に廃れており、
それを施してる女性は、母が子供の頃には既にいなかったと聞いている。
それでは私が見たお婆さんは一体いくつだったんだ?と謎が残った。
ある日、この事を母に話した所、あの店には、当時中年女性とその家族しかおらず、
ハジチを施したお婆さんどころか、年寄りがいない家だったそうだ。
じゃあ私が見たあのお婆さんは誰だったのだろう?
母に言わせると、保育園児の記憶なんて曖昧なのだから、勘違いだろうという事だったが
私は今でもあのお婆さんの、ニコニコした柔らかい笑顔を思い出せるんだ…。

81 :名無しさん@おーぷん : 20/08/29(土)17:40:30 ID:qS.bm.L1
あの格好を珍しいと思ったのは
「昔はこういう格好をしていた」という事を、テレビ等で見聞きしていたのと
当時、現代服にカンプー姿のお婆さんはあちこちで見かけましたが、
バサージにカンプー姿のお婆さんは、踊りや演劇以外で見た事がなく
妙に記憶に残っています。

85 :名無しさん@おーぷん : 20/08/29(土)19:39:57 ID:CM.lc.L6
>>80
キジムナーか何か?
小さい子供にしか見えない存在って本当にいると思うよ。
勘違いとか夢と現実がごっちゃになってるだけかも知れないけどさ。

私も3、4歳の時に、不思議なお婆さんを見かけたのを鮮明に覚えている。
家の門の中から一人で外を見ていたら、
着物を着た白髪の三つ編みのお婆さんがゆっくり前を通りすぎていった。
後ろ手に鎖が付いた大きな手錠をしていた。
雲1つない晴天の中、ゆっくりゆっくり海の方へ歩いて行った。
その後テレビから得た知識で、あのお婆さんは悪い事をして捕まって逃げて来たんだと解釈した。
ある程度成長してから、逃亡犯な訳がないし明らかに異常な存在だったと気付いた。
治安の悪い地域だったから変な人もいたかも知れないけど、不思議な事もあってもいいと思う。

86 :名無しさん@おーぷん : 20/08/29(土)20:44:21 ID:vR.er.L10
>>85
>>80のお婆さんならともかく、その三つ編みお婆さんに見つからなくて良かったね…

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コメント

  1. 名無しさん : 2020/09/03 07:41:51 ID: cUEkSYI2

    >治安の悪い地域だったから変な人もいたかも知れないけど、不思議な事もあってもいいと思う。
    嫌だよ……。

  2. 名無しさん : 2020/09/03 08:28:29 ID: 4omsAdNU

    だいたい勘違いや記憶違い
    もしくは夢

  3. 名無しさん : 2020/09/03 08:48:56 ID: R3Nh9IbE

    30年前に返還前の香港に行ったら、ヨチヨチ歩いてるおばあさんがいて、足腰悪いんだなぁと見てたら、纏足だった。
    すごく昔の習慣だと思っていたので実物を目の当たりにして声もでなかった。

  4. 名無しさん : 2020/09/03 08:51:30 ID: /kgW91JA

    ※2
    ポスターとかテレビとか本を見たって記憶がすり替わってるっぽいよな。

  5. 名無しさん : 2020/09/03 09:03:43 ID: xy/DZcGo

    幼稚園児が伝統的な着物や髪型の名前を知っているわけがないので確実に記憶の改竄や補完が起こっているね
    母親の世代ですらいなかったはずの入れ墨について「よく考えたらいるわけがない」っていうのもおかしな話だし

  6. 名無しさん : 2020/09/03 09:18:27 ID: bpDYq/i6

    ※3
    70年代はたまーに見かけた
    80年代になると滅多にいなくなった
    90年代は本土のど田舎にまれにいた
    と聞いたことあるから30年前の香港での遭遇はかなりレアだね
    不謹慎だけど一回リアルに見てみたかったな

  7. 名無しさん : 2020/09/03 10:18:39 ID: 4yHxdBgE

    座敷わらしのおばあさんバージョンか、守護霊的なものかと思った
    白昼夢?

  8. 名無しさん : 2020/09/03 10:24:04 ID: sVxozmfo

    私もいるなーそういう人

  9. 名無しさん : 2020/09/03 10:40:14 ID: 6A3OKwVc

    幼稚園の頃に目の部分だけぽっかり穴空いたみたいに真っ黒な婆さん見たことある
    周りの友達もビビりまくってた

  10. 名無しさん : 2020/09/03 11:26:49 ID: xy/DZcGo

    ところで高校生の頃、夏にちょっとした地下道通ってたときに喉が渇いたから水筒を取り出して水を飲んで少し休憩することにした
    そこはバイパスをくぐる道で歩行者がそれなりに通る。そうしたらなんと正面から小さい子供たちが数人やってきてこっちを見ながらこういうのです
    「お前はのっぺらぼうか? 正体を現せ!」
    うん。わたしはのっぺらぼうではない。だからこの言葉はわたしに掛けられたものではないので当然、返事をするべきではない。なので周囲を見渡してみたのだがのっぺらぼうは見当たらなかった
    しばらく様子を見ていると子供たちは悲鳴をあげながら来た道を引き返していった

    という実話。きっと彼らは地下道でのっぺらぼうを見たと家族や友達に話しただろうね

  11. 名無しさん : 2020/09/03 12:34:53 ID: ZJEX6LXE

    子供にしか見えないものがあるっていうしね。
    一概に勘違いや思い違いとは思わないな。

  12. 名無しさん : 2020/09/03 13:08:17 ID: TKNsosWU

    人形を人だと思い込んでいたのでは

  13. 名無しさん : 2020/09/03 15:18:31 ID: deYzkOys

    まあ子供だけが見える不思議な存在ってことでもいいと思うよ

  14. 名無しさん : 2020/09/03 15:25:05 ID: dCTCLv6s

    その場所の残り香というか、残像みたいなものかな
    芭蕉布も今や高級品だね

  15. 名無しさん : 2020/09/03 21:01:56 ID: Fnw7uP1A

    夢がないけど夢の話と混同してそうw

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