2020年09月14日 12:05
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1598526598/
何を書いても構いませんので@生活板94
- 558 :名無しさん@おーぷん : 20/09/09(水)17:19:33 ID:ie.nt.L1
- また芸能人がおクスリで逮捕されたみたいだから俺の記憶でも書く
学生の頃「中島らも」が好きだった
なんで好きになったのかきっかけは覚えてないが出す本はほぼ全て読んだ
そのエッセイはユーモアと人生訓に満ち溢れていて10代の俺にとっては物凄い愛読書だった
その中で中島は「昔クスリをやっていたけどバカバカしくなって辞めた」という事を盛んに言っていた
|
|
- クスリなんてバカなチンピラのやるものだ
周囲の人の事を考えると本当にバカだったと当時を振り返っていて
俺はそれを読んでなんとなく「昔ワルだったけど改心した気のいいにーちゃん」みたいに印象をもっていた
学生で若かった俺は「昔ワルだったけど改心した気のいいにーちゃん」に人生を説いてもらっていた
中島は新聞に連載も持っていた
愉快な内容の人生相談者に中島がふざけた回答をするというコンセプトでこれも面白かった
文庫として纏められたやつを全巻かって何度も読んだ
そこで中島は「たまにオッサンの読者から『ふざけるな』と言われるが
最初からふざけてるからノーダメージ」とか書いていた
俺はそれを読んでこの人はやっぱりすごい人なんだと思った
新聞という「大人の難しい場所」で平気でふざける物凄い人だと思った
「昔ワルだったけど改心したにーちゃん」は更に「権力者のオジサンをおちょくる頭のいい人」だった
そしてまあ知ってる人もいるかもしれないけど中島はまだクスリをやっていた
というか最初からずっと辞めずにクスリをやっていたらしい
普通に捕まってニュースになった。俺は物凄い混乱した
中島はそのエッセイでクスリはもう絶対にやらないあんなのをやる奴はバカなチンピラだと何度も書いていた
それを書きながら(人生を俺に説きながら)まだクスリをやっていた
頭の中で「昔ワルだった面白いにーちゃん」と「バカなチンピラ」が一体化して物凄く混乱した
何かの間違いだろと思った
何か知らんが何かの間違いだろと思っていた
権力者のオジサンが何か企んで「にーちゃん」を追い落としたのかとすら思った
しばらく混乱した後に中島が何かを始めると聞いた
何をやるのかと思ったら「中島らも逮捕記念!手錠をつけたままサイン会」
『何やってんだてめぇ……』と思った
人生でここまでの「何やってんだ」は記憶にないってくらいの何やってんだが心底から出てきた
クスリやって逮捕されたからオモチャの手錠をアクセサリーにしてサイン会をやるぜ集まれという知らせだった
奴は弁解の言葉も反省の色もなくこれまでの文章に対して何の責任も取らずただふざけていた
俺は家にあった本を全部捨てた
古本屋に売る手間すら惜しかったから全部ゴミ箱に入れた
本をそのままゴミ箱に捨てると怒られるということはその時初めて知った
そのあとまもなく奴はなんか知らんが死んだらしいが心底どうでもよかった
奴には感謝なんか全くしていないが
よくわからん奴の言う事をまともに聞いてはいけないという人生の教訓にはなってくれた
若いうちにそういう体験が出来てよかったと今は思う
|
コメント
これは報告者が…
院で社会学系の授業を取っていたとき、20代までの脳みそなら洗脳や思考誘導は容易と聞いて納得したのを思い出すな〜〜
ガダラの豚面白かった
面白い文章書くだけのおっさんを崇拝して裏切られたって事だろ
若い頃は良くあるよね
自分は田中芳樹を崇拝してたよ
若い頃は作家やアーティストに心酔することもあると思う。中島らも、才能はある人だったし。今生きてたらTwitterやって炎上させるタイプの人かもしれない。
やっぱ責任感のない大人ってダサいよね。
間違えたっていいから、自分の言ってきたこと、してきたことに責任持って欲しい。
そんな姿を子どもは見ている。
最初からふざけているからノーダメージ
町田町蔵は「タンポンタンゴ」から理解しろ
中島らもだと人体模型の夜は好きだった、今思うとかなりトンでる描写があったような(第三目から蛇がどうこう)。私も学生だったけど、あのオッサン(舞台作家全般)は薬以外もふざけてたからシリアスに取るような作家とは思わなかった。かわいそうだとしたら、リリパッドアーミーだったかのスタッフや弟子だな。裏切られたと思うほど信奉する人がいるのはうらやましくもある。
責任も何もアマニタ・パンセリナ読んでなかったのかこいつ
おもしろかった
若くて頭悪いころはそういうのを崇拝しちゃうのってあるある……
大人から見たらボロがでまくってるけれど子供はまだ矛盾がわからない
子供もなにかのきっかけでその一端に気づいてしまうが、
有名人本人としては「いやほら最初から俺ふざけてるってスタンスでしょ?」と自称ノーダメージ
そして白い目で見る人が増えていって人気はなくなっていく
その繰り返し
中島らものWikipedia読んでみた
ヘルハウスとやらに住まわされていた2人の子どもがかわいそうだなぁ
異常な人数の居候がいたり両親が薬物やったり居候と性行為したり
まあこういう経験して大人になってくんだろ
文豪や思想家で私生活が褒められたものじゃない奴なんてワラワラいるし
※4
ナカーマ
ちゃんと矛盾を見つけて、自分で判断できて良かった。
盲信するあまり、犯罪行為まで肯定してしまう場合もあるから。
中島らもは天才だから求められるだけで
勝手に期待して勝手に失望してるバカにつける薬はないよね、薬だけに
若いうちに気づけてよかった
ある意味一番いい勉強方法だよね・
実際人間の大半はこういうパターンで間違ったものも肯定してしまう傾向にあるから・・・
新聞の購読者のオッサンを、何をどう解釈したら権力者に変換されるんだろうか
良くも悪くもただの中年だろうに
最初から最後まで自分で昇華できてていい経験だと思います。
癖があるのに読みやすいのは本読みだったからなのかな。
※4
おっとお仲間だ
中学生の頃はああいう過度の反体制思想はかっこよくみえたけど、少し世の中見えてくるとちょっと恥ずかしくなってねえ
まぁでもハマってかつ自分で抜け出した経験はなんか糧になってる気がする
だから報告者の気持ちわかるわ
このコメ欄読むだけでも息苦しい社会になってんなと思うわ
※3
俺も同じ事書こうとしてた
>>3
三巻以外は確かに
好きだった作家が後後読み返すととても稚拙だったり思想的に相容れぬ人間だったりは
ある種の通過儀礼だと思う
そうやって落胆したり折り合いを付けて年を重ねて行くんだ
嘘くさ
中島らもが「絶対手を出すな」と言っていたのは覚〇剤と合成マヤ苦であって
タイマー安全論はエッセイでも小説でも再三くりかえして言ってたじゃん
この人ほんとにエッセイ読んだ事あるの?
まぁ、逮捕されたイケメンも、逮捕後にクソエピソードが山ほど出てきたからなぁ。
三宅さんも草葉の陰で泣いているか、報告者みたいにフザケンナと思っているか?
資産家のお嬢さんだった奥さんの家に転がり込んで
奥さんちの資産食い潰しながら劇団運営し
その劇団員何十人も家に連れ込んで男女問わずランコーし
奥さんにもそれに混じること強要して奥さん精神を病む。
資産食い潰して劇団が順調になってからは妻子放り出してあいじんのところへ。
劇団も上手くいかなくなったらあいじんは逃げ、奥さんの元へ。
文章は面白いけど本人はキチクの所業だと思う。
元あいじんは今でも教育テレビで脚本書いてるし。
薬物乱用のかなりの割合が合法の処方薬や市販薬によるから、現行の法規制への批判もあって当然だろう
そういった批判の中には、麻は他のドラッグと違うので規制されるのは間違っているという考え方もあるんだ
それが正しいかどうかは置くとして、そういう人の感覚だと麻はクスリではないことになる
まあ、阿片だって合法製剤があるんだから麻に製剤だって認可すればいいだけの話だと思うけどねw
※27
奥さんは強要されてないよ
自分でも当てつけで浮気しただけ
※27
強要ってのはどこソースなの?
これが中島らもだから若いってそういうことあるよなで終わるけど
イケハヤとかホリエモンだったら怖いな。
ちなみに奥さんの本にはお互いの了解のもと色んな人と関係を次々に持ちって書いてたと思うけど?
※25
だよなぁ
大体、タモリ倶楽部のひとつでも見てれば、みうらじゅんとかなぎら健壱とか同じ様な割としょーもないおっさんだし、そこも面白い所だと解りそうなもんだけど
※26
あの人は逮捕前から出てたよ
捕まっても意外性なし
掘り起こされるエピソードもさもありなん
と思ったら三宅さん?
私が浮かんだ人とは別人かも
あの人は山本さんだな
※4
あなわた
中高生で読むのは本当に罠だw
存命中は何となく機会がなく、亡くなってから著作を読んだ
今夜、すべてのバーでとガダラの豚、明るい悩み相談室が面白かった。ただ容赦なく差し込まれる下ネタは高校生にはきつかった
つくづく作品と人格は別なんだよな
あんなのは遠くから見ておもしろがってればいいので
心酔しちゃだめです
ほんと作家やアーティストの私生活なんて見ない方が良い
※27
なんか全体的に嘘まみれだけど何がしたいの?
奥さんの家にころがり込んだっていつの話?
愛仁の肩持つわけじゃないけど劇団はずっと人気で客も入ってた
運営が面倒になって下りたのはらもの方
愛仁はらもの薬や酒を止めさせたけど奥さんは好きにさせていたし
なんなら家でタイ麻吸ってるのも知ってたのに止めなかった
奥さんも若い頃タイ麻吸ってたくらいだし
私もらもさん好きだったけど、晩年は文章の切れ味は落ちていたし
話のネタは使い回しだしで、新刊はほとんど買っていなかった
そんで没後嫁さんの書いた本を読んで色々引いた
特にWさんとの不倫関係は知らなかったとは言え、
共著の本を楽しく読んでいた自分が馬鹿みたいだと思った
あと嫁さんも色々ぶっ壊れていて、まあお似合いのカップルだよね
なんか若い時ってイタイ人にハマるよね
一般的な価値観をぶち壊すヒーローに見える
そんで心酔してそれが当たり前になってから周りを見ると自分が幼稚だなって事に気付いて卒業するんだ
※4
※14
※20
自分も崇拝ってくらい作品が好きだけど、読者を裏切ってはないんじゃ…と思ったら
作品内で描かれていた反体制思想か!納得。あれは、うん、影響を受けてしまったわ。
中高生に与えてはいけない中二病思想よね、あれは。
わりと当時から「この人はあかん人では」と思ってたな
身内に酔っ払いがいたからかもしれない
若気の至りを持ちネタにしてるやつなんてクズに決まってるんだよなぁ
本当に反省や更生、成長していたのなら恥でしかない過去を繰り返し語ったりしないよ
飯のネタになるなら利用してもいいくらいにしか思ってないから公開するんだ
※42
田中芳樹は創竜伝でやらかしてるだけで他はまあ大丈夫!…じゃないかなw
※42
わかる。中高生って無邪気に将来を夢見れないからね。
そんな不安のぶつけどころが、現体制なんだよね。
そう考えると、まだチャンスがあると粘る邪気眼覚醒者は前向きな中二病患者かもしれないよね。大きな傷を負うことにはなるけど……
ともあれ、「なんかむかつく」を、理路整然としたような言葉にしたものを読むと、「俺の方が正しいじゃん」とか勝手に後ろ盾を得たような気分になっちゃうんだよね。
あとで見直したら全然、理路整然としてないんだけどね。
でも、子供のうちにこれを経験しておくのはいいことかもしれないよ。
正しいと信じたことを立ち止まって疑えるようになりやすくなるから。
お前ら詳しすぎ。
中嶋某なんて名前しか知らんわ。
※16
ご本人ですか?成仏してください
らもが改心したとか何をどう読めばそう思うのか
前提がありえない
改心エピソードなんかないよね…
逮捕前も後もずっとタイマ肯定派だったから
逮捕された時も何の意外性もなかった
むしろ初犯だった事に驚いたレベル
なんか別の作家と間違えてるんじゃないかと思うほど印象違うんだけど
盗んだバイクで走りだして夜の校舎の窓ガラスを壊して回る年齢だから仕方ないw
トンガった有名人に幻想見て後でその幼さに失望するってのは若いうちにやっといた方がいい
むしろそうされるのがこの手の人間の役割であるとすら思う
中島らもに反体制の思想なんてあったっけ?
むしろ左翼も保守も政治活動なんてめんどくせーって冷笑系じゃないの
報告者が勝手なイメージをかぶせてただけちゃうかと
友人が中島らもが好きで何冊か貸してくれてエッセイを読んだな
今より酒や薬に鷹揚な時代だったけど当時でも破天荒を絵に描いたような滅茶苦茶な人だと思ってた
特に劇の最中に練り物を観客に投げ付けて、回収しきれなかったちくわだとかが腐っちゃったのを無添加の証拠みたいに威張って(うろ覚えだけど)る描写が劇場の迷惑考えずに何やってるのって呆れたのが印象に残ってる
若いころやっぱり好きだったわ。
エッセイとか読むとどうしようもないおっさんだなーってかんじ。
最後は飲み屋の階段からすっころんだんでなかったっけ?
好き放題にやって許されてたわけじゃないけど、なんだかんだ愛嬌があったんかね。
失望とかそういうのはなくて、昔好きだった小説家です。
すごくよく分かる。たぶん同年代。私も中島らも好きだったわー。小説家になる前くらいまでが一番好きだった。思春期の拗れた感性になんかグッとハマる存在だった。崇拝はしてなかったけど、晩年のイタイ言動にはドン引きだった。死に様は中島らもらしいなと思ったけど?
それはそれ これはこれ
作品から受けた感銘と作者の人格は切り離していい
とはいえ失望することあるよな それも青春
中島らもか…明るい悩み相談室、だったかな 朝日新聞のエッセイ 面白かった。
でも わかきえふ?とか言う愛人女と一緒に奥さんの悪口言いまくってるので嫌いになった
なんだかんだとリリパットアーミーとか、エッセイとかで、
どうしようもないけど愛嬌がある、でもやっぱりどうしようもないオッサンだなって印象があったけど。
なんとないあこがれを感じて失望したりとかの報告者には、違和感は感じないけど、
こういう感情を冷笑する人が、多いはずの今、
声優が結婚したり、よく分からないタレントの浮気とかで、多大なバッシングもまた多いのも、なんか不思議だね。
声が大きいだけなんだろうけど。
有名人を信じる奴の感覚が分からん。技術的なことならともかく
声優はかなり結婚増えてるからあんま叩かれないんじゃないか
声優板とかでは叩かれてるのかもしれんが
相当好きだったんだなぁ
まさに傾倒
私もらもさん大ファンで、もちろん手錠サイン会もライブも行ったよ。
麻の件よりも、躁うつ病でアルコール依存症であることが1番まずい。
完全に病気で本人の意思でやってるレベル超えてるし。
晩年の筆力が落ちまくったことは本当に残念だった。
今は反体制なんて時代遅れ
逆張りと大樹に寄り添うのがトレンドよ
差別とか人権とか言い出す奴はせせら笑ってパンケーキ食いましょう
今の時代、ツイッターで幻滅したーなんて話も聞くね
あ、反体制思想は田中芳樹のことで中島らものことではないです。余計なこと挟んですみません
※54
最中になんて投げつけてないよ
カーテンコールでスポンサー提供のをパッケージのまま
餅撒きみたいに撒いてただけ
高校のころ書店でよく見かけたから、何度か読もうとしたんだけど
どうにも合わなくてきちんと読んだことないわ
周りには好きな人居なかったけど、結構ファンいたんだな
懐かしいなーー
自分も全部持ってたわ、まーエッセイ系はある程度してら同じネタの繰り返ししかしなくなってたけど
話が上手い酔っ払いのオッさんに心酔するとか若いとそうなるんだねえ
最期は酔って階段から落ちて○亡とか、ほんととほほ、て感じな人生を全うしてんなと思ったわ
コメントの投稿
「トメ」「コトメ」などの意味がわからない場合は「2ch用語集」をご覧ください。