2013年06月28日 23:05
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僕らの知らない生活をする人たち 60人目
- 952 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/27(木) 11:02:44.32 ID:qIA6rsRZ
- 子供のころ、新興宗教の神様をやっていました。
今は肉親とも離れ、記憶が曖昧な部分もありますが
思い出せることだけ書いてみます。
詳しい教義や名前は伏せさせていただきますが
キリスト教に生き神(私)の奇跡を足したような
独自の宗教でした。
仮称ですが、千里眼教という団体名だとすれば
私はその一部を取ってセン様と呼ばれていました。
5歳くらいから「お勤め」していたと思いますが
記憶がないだけでもっと小さい頃からやっていたかもしれません。
朝のお祈りがあるため、起床は原則日の出前、
冬は日の出が遅いので5時に起きていました。
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- 953 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/27(木) 11:04:00.27 ID:qIA6rsRZ
- 寝起きはごく普通の賃貸アパートの一室。
同じアパートの違う階に借りている「集いの家」へ移動。
私が部屋の奥にある椅子に座ると信者がお祈りを始める。
お祈り終了後は「セン様(仮)の話」をする時間。
この話は父も母も手伝ってくれず、自分で話を考えてきて
自分でしゃべらなければいけない。
最初のうちは空が明るい暗い、暑い寒いとどうでもいい話。
大人に読んでもらった本や新聞の話。
今思っても幼児の拙いおしゃべりですが、信者たちは
「空が明るい」だけでも何か意味を見出していたようです。
教義は全体的にぬるく、禁止されている食べ物や行為は
ほとんどありませんでしたが、テレビは禁止です。
それから食事は一日一食で朝ごはんのみでした。
ただし好きな物を好きなだけ食べてもいい。 - 954 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/27(木) 11:06:00.64 ID:qIA6rsRZ
- 私は幼稚園、保育園、小学校(後に問題になる)の
いずれも行っていませんでしたので朝のお祈りが終わるとすごく暇。
外出も面談(後述)の予定がなければ自由だったので
近くの本屋や図書館に行って一日中本を読んでいました。
最初は絵本ばかりでしたが、漢字を覚えてからは読み漁りました。
友達もいなかったので外で遊ぶことはほとんどありません。
父母は家にいないことが多かったように思います。
時々面談をすることがあります。一般的に言う「霊視」です。
記憶が曖昧なのですが、私は病気になる人を見抜くことができたらしいです。
そのうち私が持った氷で病気に触れると治すことができるという話になりました。
原理はわかりませんが「セン様のおかげで治った」という人は何人かいました。
会費は月に数千円程度ですが、この霊視がけっこう高く5万、10万と
受け取っていたそうです。
最終的には父母のどちらかが信者とお金のことでもめて傷害事件になり
警察に捕まって、児相や警察も介入。
私は施設に入ってから普通の人生を送っています。
もう何十年も昔の話ですが、今でもセン様のお話で
何を話していいか決まらずに焦った夢を見ます。 - 955 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/27(木) 11:18:14.98 ID:ir9s/52q
- もう親とは、一切の連絡断ってるの?
>>955
離婚後、母親に引き取られた後、施設入りして母親は失踪しました。
母親はその数年後に死にましたが、父親は生きているのか死んでいるのか不明。
- 956 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/27(木) 11:54:52.36 ID:unmbsoVa
- >>954
マジだったらなんかすげーな
結婚とかできた?
>>956
現在既婚です。
両親不明の施設育ちとしてお見合いサイトに書き込み、無事に結婚しました。
孤児とか苛められるかなと不安でしたが何事もない普通の専業主婦です。
- 960 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/28(金) 02:50:56.90 ID:cV2Ryut3
- >>952
普通の暮らしになれて良かったですね。
きっとあなた自身のパワーが回りの煩悩を振り切ったのでしょう。
お幸せに。 - 964 :元教祖 : 2013/06/28(金) 20:37:30.74 ID:6i1ytPw4
- >>960
優しい言葉をありがとうございます。
お金をだまし取ってしまった人には本当に申し訳ない気持ちです。
施設入りして自力で調べた限り、被害はほとんど10万くらいまで
最大でも100万円未満だったので貯蓄がゼロになったとしても
借金地獄までは行ってないはず…と思い込みたい。 - 965 :元教祖 : 2013/06/28(金) 20:51:27.76 ID:6i1ytPw4
- 信者の前に出る時は、母親が用意した服を着ていました。
白のシャツと紺色のプリーツスカート。
髪の毛はずっと伸ばしていましたが、くせ毛なので
日本人形みたいな感じにはほど遠くオオカミ少女状態。
これを逆毛立てて顔の上半分を隠していました。
お話は前述の通り、思いつくまま適当に話していましたが
面談は手紙?のような物を読み上げます。
手紙と言っても最初は真っ白の便箋に母が筆で左下に私の名前として
セン(仮名)と書いています。
それを相談者に向けてうにゃうにゃやって「腕はもうすぐ治ります」とか
「探し物は見つかりません」とか宣託します。
白い紙に読み上げるべき事が浮かんでいるというスタイルでしたが
本当はそんなもの見えてません。
朝のお話と一緒で何か言わないと…と必死で頭を振り絞って
髪と指の隙間から信者を盗み見てそれっぽい事を言っていました。
何故かそれが当たっていることもあったようです。 - 966 :元教祖 : 2013/06/28(金) 20:57:42.99 ID:6i1ytPw4
- 宣託が終わると母が私から手紙を受け取って
相談者の名前を書いて、相談者に渡して面談終了。
病気の場合、ここで氷が運んで来られて私がそれを溶かしながら
相談者の悪い所に触れるという儀式が追加されました。
上記のようなそれっぽい儀式は両親が考えていたようです。
両親のいう事を信じるなら、そもそも宗教を始めたのは
私が不思議な力を発揮したからだそうです。
歩き始めた途端に一度も行ったことがないはずの
近所の親戚の家に一人ですたすた歩いて行ったり
余命宣告を受けた人を「病気かわいそ」って言ったとか。
しかしそれを証明するものは何もなく、記憶にある限り
自分が特別な力を持っていたとは思えないので
両親の妄想だったのではないかなと推測します。 - 968 :おさかなくわえた名無しさん : 2013/06/29(土) 07:10:57.14 ID:6JX0kHpr
- >>966
子供って時々妙な勘を発揮するから、それは実際にあったことなのかもしれない
普通の親でも子供が普通より少し早い発達を見せたら
「うちの子天才!」って舞い上がっちゃう事は珍しくないけど
あなたのご両親はそれが行き過ぎちゃったんだろうなあ
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コメント
お、おう…
何?トリック新シリーズの宣伝?
未来日記(ボソッ)
未来日記に影響されてんの?w
中二病?wwwwwwww
>冬は日の出が遅いので5時に起きていました。
夏は日の出が早いので…では無いの?
7歳まではみんな神様だから(震え声)
>>960が常人扱いしてない所にワロタ
冬は6時半頃でもまだ暗いよね。
※1.3.4は性格悪そう^^;
新興宗教花盛りの頃にはマジでこんな話も多かったらしいぞ。
オ○ムは子供が教祖じゃないが、多数の子供抱え込んで世の中から隔離した生活してた。
そのほとんどが社会復帰できたのかどうかは不明だ。
報告者さんは娑婆に戻れて良かったね!
一日一食って相撲取りみたいに太らないのかな?
友達の友人ていう女の子も新興宗教の教祖っていうか、その神のこの世での言葉を伝える役をするひと?みたいなことしてたらしい
その子は外出の制限とかテレビも本もダメ、学校も行かせないみたいな外部遮断生活させられてたとかで、なんか生活感ないっていうか、現実離れしてる感じの子だった
その子も霊感が強かったらしい
山岸凉子の「甕のぞきの色」だっけ?
あの子は18歳まで神様やらされてたな。
サンキュー神さま!
いいってことよー
普通の人に戻れてよかったねー
960を見た瞬間何故か吹いた
職業●し屋を思い出したのは、自分だけか
なんかこんなの前にも見たことあるな
蛇神様とか草加がおしかけてきたのを読経対決で負かしたとかそんなん
現人神とか萌えポイントですわあ
実際に外国じゃ特定の女の子を神様として祀るしなあ
そういう新興宗教があっても不思議じゃないよね
昭和な時代ならポツポツあった話
今も日本以外ならポツポツあると思う
報告者さんは今、不幸せじゃなさそうで良かった
今の日本で考えると虐待だよね
いやいや
何十年前でも虐待だろw
未来日記と電波の城がぽわーんと浮かんだ。
※14
ここでそれを見ると思わなかった
あの漫画鬱オチじゃなくてスカーンと終わるから好き
山岸凉子はいくつかその手の話を描いてるよね。
白眼視様だっけ?は実話ネタっぽい。
今でも拝み屋さんがいたりするし
東北某県ではまだマジヤバい宗教あったりするし
あっても可笑しくない話だよね。
洒落怖だかで読んだ、娘を御神体にした家族の話思い出した。
あっちは正気無くしてたけど。
この手の新興宗教って、日本中で無数に生まれては消え生まれては消えしてるんだろな。
「生き仏(神)」はこれみたいに子どもの場合もあるし、障害者の偽薬剤師や、エリート崩れのサラリーマンのこともある。たいていは、一部の関係者以外誰にも知られないまま、短期間で自然消滅してゆくんだけど、たまになんかの間違いで巨大化してオウムみたいになる。
実家は九州の片田舎なんだけど生き神様みたいな拝み屋さんが実際に近所に住んでた
家を新築したり土地を売ったり買ったり古井戸を埋めるとかの吉凶を占って貰ってるとか
近所の人や母が言ってたな…
普通のおばさんで家も普通の日本家屋だけど一回つれて行ってもらったら座敷が異空間wだった
そういうの見てるから一概に作り話だとは思えないな
(しかも私が見たの5年前の話で現在もやってると母は教えてくれた)
九州や東北や四国あたりでは今でもこういった拝み屋兼生き神様がひっそりと祀られてるんじゃね
※5
夏はもっと早く起きてたってことじゃね?
親が子供つかってインチキ宗教とかひでぇな。
小学校行かせてもらって無かったとか行政は何をしてたのかw
何にせよ、今幸せに暮らしててよかったよ
逆恨みとかないみたいだし
私も山岸涼子を思い出してた
※28
うちの近所にも10年前まではいわゆる「拝み屋」がいたよ。
子供じゃなくておばはんだったし、今もいるのかは不明。
ちなみに東北の片田舎。
※5
冬は日の出が遅いから、日の出の時刻に起きるのでは朝のお祈りの時間が遅くなってしまう
だから、起床時間は日の出前の5時と決められていた、ということでは
ここまで御函様無し
こういう漫画を読んだ事があるが、現実にあるんだなぁ…助け出されて良かったね
学校にいってなかったって、何年生まで行ってなかったの?勉強や同年代とのコミュニケーションは問題なかった?
私も山岸凉子のマンガ思い出したw
まあ、プラシーボでも何でも実際に治ってるんなら、騙した騙したとあまり反省しなくても良いのではないだろうか。
可哀想な話だよ。
子ども教祖様だった経験談、しばらく前にも見た気がする。
そんな子供が何人もいたって不思議。
俗世からの隔離って難しそうだけどね。
新興宗教なんてメジャーなものだけで数百あるんだから、
マイナーなの含めたら万に近い数あるんやで。
実際、そういうのに入ってる日本人は500万人近くいるとの推計もある。
(創価とかを除いてこの数字)
自分は小さい頃、病気で長くない人のニオイが分かった。
少し離れてから、母にコッソリ「さっきの人、におう」って言って
「そんなこと言っちゃダメでしょ!」ってよく小声で叱られてたわw
オカルトでもなんでもなく、ちょっと嗅覚の配線がズレてるっぽい。
つい最近、末期がんの知人のお見舞いに行ったら、病室で同じニオイをかいだ。
あれは「死」のニオイというより、長く患った人特有の体臭なのかもしれない。
少し懐かしく感じたのと同時に、目の前の現実を突きつけられた気がして涙出た。
天罰が下るよ!!!(笑顔)
すごい、本当にTRICKみたいだ
昔はマジでこういうのあったんだよ。
父親が新興宗教狂いで、自費出版されてる宗教の本を片っ端から読んでたけど、
特に障害児が神様の使い扱いされてたみたいだよ。
生まれつき両腕両脚のない子供が九頭龍権現の化身として崇められている
飛騨だか九州だか信州だかの山奥の話
※41
癌とか独特の臭気がする病気ならありえる話だよな
要は子供で商売系か
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